運命的な出会い、憧れてしまいますよね。
そんな運命の人との恋を求めているなら、縁結びで知られる神社にお参りをしてみてはどうでしょうか。
実は東京にも縁結びや恋愛成就で知られる神社が多く存在しています。
その中でも特に口コミで人気の高い5社をここでは一挙紹介!
「神社にお参りするのって、マナーとか作法とかめんどくさそう」と思っている方には、神社で困らない一般的な作法のまとめもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも「神社」にはどんな神様が祀られているの?
古来より、日本には「八百万(やおよろず)の神」がいると言われています。
「八百万」といってもそのままの数字ではなく、「非常にたくさん」という意味で、何にでも神様が宿ると考えられています。
多くは太陽や山などの自然、稲などの食べ物、馬や猿などの動物を神格化したもので、そのような神様がそれぞれの神社にまつられています。
たとえば、伊勢神宮なら太陽神の天照大神、住吉大社なら海と航海の神である住吉大神です。
おいなりさんの狐で有名な稲荷神社は稲も含めた五穀豊穣の神をまつっていますし、樹齢何百年もの大木がご神体としてまつられている神社は、日本全国にあります。
他には剣や鏡など、人の作ったものがご神体としてまつられていることもあります。
また、実在の人間が亡くなった後にまつられたりすることもあります。日光東照宮の徳川家康、天満宮の菅原道真は有名ですね。
人間がそういった神様をまつるのは「豊かな暮らし」「安全な生活」「縁結び」といったご利益を求めてのことですが、時には、天神様の菅原道真公のように「たたりを抑えたい」とまつることもあります。
いずれにしても、そこに住んでいる人の願いが感じられる、生活に密着した神様ばかりですね。
意外と多い!日本にある神社の数は。
日本にある神社の数は、8万8000社以上と言われています。
これは文化庁がまとめている「宗教年鑑」に登録されている神社の数なんですが、未登録の神社も多く、実際には2、3倍になると言われています。
ただし、そのうち神主さんがいる有人の神社は2万社程度で、その中にも1人の神主さんがいくつもの神社を掛け持ちしている例もあるので、実際には「いつ行っても人がいる」という神社はもっと少ないようです。
さて、神社のご利益といえば、「恋愛成就」や「商売繁盛」「家内安全」を願う人が多いですよね。
お正月に神社に初詣にいって、「交通安全」や「縁結び」のお守りを買ったとか、受験前に「合格祈願」のお札をもらってきたという人もいるのではないでしょうか。
ところが8万以上もある神社の中には、他にはない変わったご利益が評判の神社も、結構あるんですよ。
たとえば、京都の「御髪神社」は日本唯一の髪に関する神社で、頭髪の悩みを抱えている人だけでなく、理容師を目指す人も多く参拝しています。
同じく京都の下鴨神社内の「河合神社」では、手鏡の形の絵馬にメイクして奉納する美人祈願と美人水が人気です。
東京の「気象神社」は晴天祈願が人気で、晴守りもあります。
大事なデートの前にはお参りしたいですね。
今さら聞けない!神社の基本作法
神社での参拝について、基本の作法をまとめてみました。
まずは「鳥居と参道」。鳥居は神社の玄関です。くぐる前に足を止めて一礼しましょう。また、参道の真ん中は神様の通る道なので、遠慮して少し端を歩きましょう。
次は清めの水のある「手水舎」。ここではまず、右手でひしゃくを持ち、水をしっかり汲みます。その1/3を使って左手を洗った後、ひしゃくを左手に持ち替え、1/3の水で右手を洗います。
再び右手にひしゃくを持ち替えたら、残りの水を左の手のひらに受けた後、その水で口をすすぎ、その後排水溝などに吐き出します。
口に入れたくない、吐き出す場がないという時には、口に入れる真似だけする人もいますね。
この時、使用後の水や余った水を水の溜まっている水盤に入れないように注意してください。
それから「お賽銭とお参り」です。賽銭箱の上に鈴がある時は、鳴らしてから賽銭を丁寧に入れます。
参拝は基本「二礼二拍手一礼」。まず姿勢を正し、深いお辞儀を2回します。その後、胸の高さで2回拍手を打ち、そのまま手を合わせてお祈りし、最後に1回深くお辞儀をします。
神社によっては独自のやり方が看板に書いてあることもあります。
その後、神社から帰る時は、鳥居からそのまま出ていかず向きなおって一礼しましょう。
都内で人気の縁結び神社5選
都内には縁結びで知られる神社がいくつかありますが、その中でも人気の5社を紹介します。
まず、飯田橋の「東京大神宮」。
東京で縁結びといえば、日本初の神前結婚式を行い、「東京のお伊勢さん」として知られるここでしょう。「縁結び鈴蘭守り」が特に人気ですが、それ以外にも縁結びのお守りや恋みくじが多数あります。
最近はイノシシの目をかたどった破魔のマークがハート型だということで、神社各所にあるハート探しも人気ですね。
次に六本木の「出雲大社 東京分祀」。
全国的にも縁結びで有名な島根の出雲大社から正式に分霊されているため、ご利益は相当なもの。縁結びのご利益も高そうですね!
赤坂の「赤坂氷川神社」は1000年以上の歴史があり、昔から厄除け・良縁で知られています。
毎月1回の良縁祈願祭「縁結び参り」は、限定30名で予約開始後すぐに定員になるので、気になる人は早めに予約をしてくださいね。
また、浅草の「今戸神社」は縁結びの神社として知られていますが、「招き猫発祥の地」としても有名。2匹並んだ招き猫の石像は、「願いが叶う」とスマホの待ち受け画像にする人が多いです。
西永福の「大宮八幡宮」は東京のど真ん中にあり、都内最強のパワースポットと言われています。特に縁結びや復縁に効果絶大だそうですよ。
まとめ
口コミでも人気の縁結び神社5選、いかがでしたでしょうか。
一言で「縁結び」といっても、いろいろな神社があります。ここに挙げたのは5社だけですが、「縁結び 神社」で検索すると、まだまだたくさんの神社が見つかります。
また、「縁結び」と同時に、美容や健康、仕事についてもお参りをすると、より良縁と巡り合えそうです。順番に回ってみるのも、自分に合っていそうな神社を探すのもいいでしょう。
遠くてお参りできないという人でも、お守りを送ってくれたり、待ち受け画像を提供してくれたりしている神社もあるので、調べてみるといいですよ。
特に、参拝やお守りを買うだけならいつでも大丈夫ですが、祈願を受けたり祈願祭に参加したりするには予約が必要というところは多いので、事前にチェックをしておくと安心です。
また、神社のお参りの作法について、一般的な作法をまとめましたが、「神様を敬う」「失礼のないようにする」という気持ちがあれば、あまり堅苦しく考えなくてもいいそうです。
そして、参拝時には自分の名前や住所、生年月日を心の中で唱えてからお祈りをすると、願いが叶いやすくなるのだとか。
正しいお参りで、ぜひ良縁をゲットしてくださいね。
あなたにオススメの記事はこちら!