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おみくじの運勢の順番や意味は?お告げや言葉の疑問を解決!

おみくじの運勢の順番や意味は?お告げや言葉の疑問を解決!

初詣などで神社に参拝すると引きたくなるのが「おみくじ」ですよね。
おみくじは古くから日本に伝わる「運勢を占うためのくじ」で、大吉や凶などおみくじで出た結果で一喜一憂してしまう人も多いと思います。

そんな馴染み深い占いでもあるおみくじですが、運勢の順番やその意味についてはご存じでしょうか?
大吉や凶などの結果だけを見て、おみくじに書かれている内容まではじっくり読んだことがない人もいるかもしれませんね。
今回は、おみくじにまつわる様々な疑問を紐解いてみたいと思います!

 

おみくじを引くタイミングは?参拝の後?前?


神社に行くと必ずおみくじを引くという人もいると思いますが、おみくじを引くタイミングを間違えたりはしていませんか?
おみくじを引くタイミングは、基本的に参拝を済ませた後です。
神社やお寺にまつられている神仏に参拝をしてからおみくじを引くのは、おみくじとは神様や仏様からのお告げが書かれているからです。

言わばおみくじは「神様や仏様からのメッセージカード」のようなものなので、順番としては参拝を済ませた後におみくじを引くのが正解となります。
ちなみに参拝にいく神社やお寺は、自分が心惹かれたり心地良いと感じたところがおすすめです。
たまたま通りかかって参拝したくなった時でも、自分の直感を信じて参拝するといいそうです。

 

おみくじは○○な気持ちで引け!


おみくじを引くのは順番的に参拝を済ませた後ですが、おみくじを引く時の気持ち次第でも神様や仏様からいただけるメッセージは変わるようです。
おみくじを引く時とは、みなさんはどんな状態の時でしょうか?
多くの人は何か「アドバイス」的な言葉を欲しいと思っておみくじを引いているはずです。
自分が知りたいと思っていることに対してのアドバイスが欲しいのなら、おみくじを引くときにその知りたいと思っていることを強く念じながら引いてみてください。

心集中させて祈るような気持ちでおみくじを引けば、具体的なアドバイスの言葉が書かれたおみくじを引くことができるそうです。
もし特に知りたいことやアドバイスが欲しいと思っている願いなどがないのなら、「今の自分に必要な言葉をお願いします…」と祈りながらおみくじを引きます。
そうすることで今のあなたに相応しいメッセージを、神様や仏様からいただくことができますよ!

江戸時代の頃にはおみくじを引くためには、真言やお経を唱えながら時間をかけて引くという作法があったそうです。
現在はそのような作法でおみくじを引くことはありませんが、本来の作法を考えると、やはりおみくじを引くときには祈りながら引くと良いということが分かりますね。

 

お告げはどう読むのが正解?


おみくじには神様や仏様からのお告げやアドバイスが書かれていますが、「大吉が出たぁ~♪」「凶が出た…すごいショック…」と運勢試しにおみくじを引いている場合は書かれている内容までは目を通していないこともあるでしょうし、どう読めば良いのか分からないという人も多いかもしれませんね。

おみくじには和歌や漢詩が書かれていますが、そのメッセージを読み解くことができれば幸運を招くためのヒントを得ることができます。
おみくじに書かれているお告げ、和歌や漢詩を読み解くコツがあり、一つ目は「3回声に出して読んでみる」、二つ目は「キーワードを見つけて意味を考える」、三つ目は「連想して運気アップのカギを見つける」この3つを試してみるといいそうです。

3回声に出して繰り返し読むことで言葉の響きやリズム、存在感を感じられるようになり、読んでいるうちに自分の心に響いたり印象に残る言葉やフレーズが出てくるそうです。
そのして出てきた言葉やフレーズから連想されるイメージ、例えば場所や物、行動など直感で浮かんだものを書き出してみます。
そしてイメージされたことが神様や仏様が与えてくれた、運気アップに繋げるためのカギとなるそうです。

 

おみくじの運勢ってどういう順番なの?


おみくじは大吉や凶などの結果だけが全てではないと理解できても、やっぱり気になるのが運勢の順番ですよね。
一般的なおみくじには大吉から大凶まで7つ、または9つの順番があります。
7つあるものは「大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶」で、9つあるものは「大吉、吉、中吉、小吉、半吉、末吉、末小吉、凶、大凶」の順番になります。
それではそれぞれの運勢の意味を見てみましょう。

『大吉』


おみくじの運勢の順番では最高の運気ですが、順調に事が進んでいる時は邪魔が入りやすいことも。
今現在が運勢のピークだと捉えて、現状維持を心がけるといいでしょう。

『吉』


大吉の次に良いとされている運勢で、順番的には2番目の運気ですが、大吉のように邪魔が入ることもないため当面は安泰です。

『中吉』


大吉に比べると弱いとされている運勢ですが、決して悪くもない運勢です。

『小吉』


悪くはないが「ささやかな幸せ」程度の停滞した運勢です。
運気上昇にはあまり期待できないが、末吉よりは上とされているので大きな災いは避けられるでしょう。

『半吉』


運勢の半分は「吉」ですが、残りの半分はどうなるかわからないという不安定な運勢。
影が差してくる可能性もあるため、注意深く過ごす必要があります。

『末吉』


吉の中では下位のの順番だが、これから吉に向かって昇っていくことができる運勢。
現状は良くない状態でも、悲観せずに待つことが大切です。

『末小吉』


運勢の順番としては良くないが、将来はほどほどに良い状態の吉までは上昇することができる。
ただし運勢に上限があり、大吉まで昇ることはないとされている運勢です。

『凶』


決して良くはない今が底の運勢だが、自分の行いを見つめなおして改善していくことで運気は上昇。

『大凶』


最悪に思えるの順番の運勢だが、さらに落ちる可能性もあるため、無理に行動せず嵐が過ぎるのを待つことが肝心。

 

結ぶのか?持ち帰るのか?どっちが正解?


おみくじの運勢の順番には種類によって多少の違いはありますが、運勢の結果だけでなく書かれている神様や仏様からのメッセージを読み解くことが運気アップのためには大切なポイントです。
おみくじを引いた後は神様や仏様へのお礼をすることも忘れてはいけません。
参拝を済ませて帰る時には、本殿に向かってもう一度一礼をするといいでしょう。
引いたおみくじはそのまま持ち帰ってお守りにする人もいますが、境内の所定の場所に結び付けて帰る人も多いですよね。

お引いたおみくじは必ず結び付けるという決まりはありませんし、みくじを引いた後の正式な作法は神社やお寺ごとに違います。
ただ、おみくじの結果がたとえ良くないものだったとしても、書かれていることは神様や仏様からのメッセージなので、時々読み返して気持ちを引き締めるためにも、持ち帰るこことがおすすめだと言えるかもしれません。
おみくじに書かれているメッセージを何度も見返すことで、読み解くことができなかった神様や仏様からの本当のお告げも見えてくるかもしれませんよ!


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